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キューバの生活費2000円って本当!?「世界の日本人妻は見た!」で話題に [テレビで話題]

6月24日放送の「世界の日本人妻は見た!」で、
「キューバは月2000円で生活出来る」という情報が公開されて、
本当ならばぜひ移住したいということで話題になっている。
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本当に2000円で生活できるならキューバで金持ちになれるはずだ!
と、せこい考えができたので、筆者である「そうちゃん」こと私が
キューバの物価、移住方法などについて色々と調べてみた。




まず、キューバ人の平均給料を調べてみた。
平均的な給料=生活が出来るお金だと思ったからだ。

日本の平均収入は400万円弱と言われているが、
それくらいあれば、なんとか一家は生活できる。

「キューバ 移住」で検索して一位に出てくるサイトによると、
キューバ人の平均月収は「約20ドル~100ドル程度」だそうだ。

つまり2000円~1万円ということである。

確かに平均収入の「2000円」があれば生活できることが伺える。




ただし。
月2000円で生活できるのはあくまで現地の人間であり、
観光客や外国人はショッピングや宿泊で「外国人価格」を取られることが多いそうだ。

例えば、ゲストハウスに泊まるには10ドル~30ドル掛かる。
(日本円にして約1000円~3000円)。

日本に住んでいる人からしたら、
1日1000円で泊まれるなら安すぎるほどの金額だが、
現地の人の感覚からすれば
一晩泊まるだけでキューバ人の半月の収入を支払うことになるのだ。

移住して、旦那や妻もおらず一人で過ごすとして、
家を借りれずにゲストハウスで生活を送るのであれば、
割引を考慮しても月に2万円は掛かってしまうのだ。

キューバ人のおよそ1年分の収入である。

とはいえ2万円なのだから、
日本人からすれば「あまりに安すぎるほどの金額」である。

日本人が1ヶ月働けば、1年くらいは生活できるのだから。

とはいえそれは家賃の話。 食事代などか他にも掛かってくるので計算してみよう。



私「そうちゃん」がいろいろ調べた限りでは、
現地人が使うような食事処と観光客向けの食事処では
値段が何倍、何十倍と違う。

「何十倍」というと大げさに聞こえるかも知れないが、 本当にそれほどの差が開くのである。

これは日本でも変わらないもので、
日本人がよく利用するような居酒屋は
海外ではなかなか紹介されることはないのだ。

しかし、銀座にあるような天ぷらやお寿司のお店は 海外のガイドブックなどで人気店として紹介される。

今やお寿司は回転寿司に行けば1000円でお腹いっぱいだが、
高級店に行けば数万円掛かる。

キューバでも、観光客向けのお店と 地元の人が利用するお店とでは値段が違うようだ。


キューバに行ったことをブログに綴っている人は、
大体一食300円前後としているようだ。

ハンバーガー300円、
スムージー100円、
レストランの高級な夕食一式で1000円、
コーヒー一杯40円、など。




日本の値段からすれば安いものだが、
現地人が使う物価から考えるとあまりにも高すぎる。



かなり調べてみれば、
現地人がよく食べるチーズハンバーガー 12円
高級葉巻一本4円
コーヒー一杯0,8円

などなど・・・。

アメリカや日本など、
物価が世界的に高い人が他国を訪れる時は、
やはりそれを見込んでお店も高くお金を取るようだ。

キューバにあるコーヒーショップでも、
コーヒー一杯100円のお店もあれば1円もしないお店もある。
その差はなんと100倍以上だ。

日本で言えば、吉野家に行かず、
牛丼一杯1000円以上のところへ行き、
1泊5000円のビジネスホテルに行かず、
1泊2万円のリッツカールトンに行ってしまうようなものだ。

日本人はビジホに泊まれば安く済むのことを知っているが、
外国人はそうではない。

そしてそれは我々が外国へ行った時も同じこと。

テレビの情報だけで「キューバは2000円で毎月暮らせる」と思ったら
それは大間違いなのだろう。

※そもそも外国人はキューバに土地を持つことができない。
キューバ人と結婚してキューバに帰化しないといけない。

そこまではテレビでは報じられてはいない。要注意。


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